熊本障がい者スポーツ指導者協議会

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活動報告

第29回くまもと車いすふれあいジョギング大会

 今年も菊陽杉並木公園さんさんをメイン会場として、生活用車いす3キロの部および1キロの部と、競技用車いす3キロの部の3種目に、県内外から77人が出場し10月19日開催されました。
 朝から雨がぱらつき競技の実施も心配しましたが、皆さんの一年に一度の楽しみの思いが届いたのかスターと時間には青空も覗かせるジョギング日和となり、特別に設けられたコースで、それぞれの種目にチャレンジ、爽やかな汗をかいていました。
 この大会は、日頃外出したり屋外でスポーツを楽しんだりする機会の少ない重度の障がい者(電動車いす・足けり車いすなど)の皆さんが、出場できる唯一のロード大会です。出場する選手には、九州中央リハビリテーション学院・熊本総合医療リハビリテーション学院の学生さん約60人が、選手サポーターとして一人一人につき、選手たちは、サポーターと和やかに交流しながら、一緒にジョギングも楽しんでいました。
 ゴールした後は、恒例のミニコンサート、今回は世界でも演奏を行っている武蔵剣豪太鼓の皆さんが、力強い撥さばきと迫力あるリズムで感動的な演奏を披露しました。そして、もう一つの恒例である抽選会が行なわれ、当選者たちの明るい歓声で会場は盛り上がりました。
 当協議会は、大会運営のサポートとして、選手がコースを間違えず安全、安心して走れるように各地点で選手の誘導をしたり、選手に取って頑張った証であり、来年の目標となる大事な記録を測定したりという役割を担いました。