熊本障がい者スポーツ指導者協議会

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活動報告

八代市障害者スポーツ教室

報告者:永野典詞

 平成24年2月26日(日)、かんね障害者地域活動支援センターにおいて八代市障害者スポーツ教室(以後、教室と略)を開催した。今回は、八代市、八代市自立支援協議会の後援を得て教室を行っている。
  教室参加者は障害者8名、障害者スポーツ指導員(以下、指導員と略)11名(講師、補助員、スタッフ、学生ボランティア)であった。教室の内容は、卓球バレーとボッチャである。12時30分から卓球バレー設備の設置、ボッチャのコートを作り、13時から卓球バレーを行った。日頃から卓球バレーに親しんでいる参加者であったことから、簡単なルール説明の後、早速指導員チームとの試合を行った(写真参照)。白熱したゲームに利用者も真剣に卓球バレーに取り組んでいた。その後、14時から二つ目の競技である、ボッチャを行った。ボッチャは全ての参加者が初めてであり、まず、ボッチャのルール説明を行い、参加者を4チームに別けてゲーム形式でボッチャを体験してもらった。ゲーム中は参加者から大きな笑い声が聞こえるなど和やかな雰囲気であった。上手くボールをコントロールしたり、戦略を練ったりと、とても初めてとは思えないゲーム展開であった。
 参加者からは以下の感想が聞かれた。

  • 卓球ベレーは日頃から行っているが、細かな指導を受けることができて良かった。ちょっと上手くなった気がする。
  • 楽しかった。特にボッチャは初めてだったけど上手くできた。パラリンピックの種目ということでチームを作って練習してみたい。
  • このようなスポーツ教室を定期的に開いてほしい。
  • こんなにボッチャが楽しいとは思っていなかった。今後も続けていきたい。
  • せっかく多くの指導員の方に指導してもらい、楽しい教室なのでもっと参加者を増やせたら良いと思った。次回からは私もたくさんの人に呼びかけます。
  • できたら大会に参加したい。練習もできる環境がほしい。
などであった。
 参加者の参加満足度が高く、教室に対する評価も高かった。全ての参加者が俣参加したいとの意向を示していた。また、楽しく笑い声に包まれた教室であった。今後も、多くの障害者に参加していただけるように、新たな企画を考えていきたい。
 また、参加者を増やす試みとして、行政、関連福祉施設との共催や広報戦略も検討していきたいと考えている。